いい加減信書の独占を廃止するべきでは

いい加減信書の独占を廃止するべきでは

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少し前にヤマト運輸がクロネコメール便の廃止を発表しニュースとなりました。その原因となったのが信書の存在です。ちなみに信書というのは手紙や葉書といったモノを指し、これらをクロネコメール便で送ったら送った人も、ヤマト運輸も法律にひっかかり違反行為となってしまうのです。

実際にメール便の中身なんてその場で開けて確かめることなんてしませんし、この信書の規定もかなり分かりにくいんです。例えばダイレクトメールは個人名が記載されている場合は信書ですが、個人名がないと信書ではありません。要は同じものでそんなに細かい表記をイチイチチェックしないといけないのと正直バカバカしく思います。

他にも履歴書は個人が企業に応募する際に送るのは信書で、企業側から履歴書を返却する際には信書ではないということですが、その違いって何か意味があるのと尋ねたくなりますね。

そもそも郵便局は民営化しました。それなのにまだ信書は郵便局が実質独占しています。一体いつまでこんな独占を国は許しておくんだろう。その背景に信書を取り扱う為には全国に10万本のポスト設置が条件とされているからです。新規参入を狙うにしてもこの条件は厳しいし、そもそも宅配便はコンビニでも受け取ってくれるので同様にコンビニ受け取りでいいのではと思うのですが、それでは条件をクリアしたことにならないそうです。

結局ヤマト運輸は信書の取り扱いの違法行為により警察沙汰になり書類送検や事情聴取になった例が8件ということなのですから、そりゃあヤマト運輸だって手を引きたくなると心底私はヤマト運輸側に同情しますね。クロネコメール便は安くて便利だったのにとその廃止が惜しまれます。
同記事:知らない間に法を犯す可能性のある信書とは?


フリマ

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