先日飛び込んできたクロネコメール便３月末で廃止についての発表ですが、ヤフーのトップページにも上がってくるほどのインパクトがあるニュースだったと思います。
以前から、信書問題が指摘されていたことに、ついにクロネコヤマトが廃止という形で対処した発表がありましたが、信書の定義自体が曖昧で、現行の時代に合っていない制度ではないかと思います。旧郵政公社の利権のためにあるような制度であり、民営化したのであれば、公平にクロネコヤマトにも一定の権利を与えるように緩和してほしかったところです。
クロネコヤマトとしては、運賃も安く、昨今ネットショッピングやネットオークション、フリマアプリの普及により、運賃が安いメール便の需要が大きく増え、現場の負担も大きいこともあったと思うので、メール便を廃止することは必ずしも悪い結果ではないように思う。
今後、代替えサービスを提供するということですが、これにより運賃の実質値上げにならないサービスが提供されることを期待しています。特に、個人の薄くて小さな荷物をポストに届けるサービスですが、既存のフリマアプリはどこも契約することになると思うが、価格によって出品者の取り分も変わってくるので、早く価格を知りたいという声が多いと思います。
郵政を除けば、個人が直接やり取りすることが多い、クロネコヤマトが衰退すれば、日本の物流には大きな影響があり、郵政の独占状態となりかねないため、がんばってほしい。
