クロネコメール便の突然の廃止で驚かれている人が多いと思います。
メール便は信書以外のダイレクトメールやカタログなどの郵送に多くの企業が利用しているサービスですが、郵送されているものの中身が信書となっていたケースでトラブルが発生していて、今回クロネコヤマトが3月末をもって廃止と決定したようです。
これに伴って新たなサービスも検討されているようですが、サービスの内容は紹介されているものの、詳しい利用料金についてははっきりとしていません。
禁止されている信書を知らずにメール便で郵送してしまうと、法律上罰せられるとされていて、これを知らずに利用していた人が多かったようです。
警察からの取り調べや事情聴取を受けることもあるとされていて、このことが大きな問題となりニュースで取り上げられたこともありました。
その理由としては、信書の定義があまり知られていないということと、中身の確認がヤマト運輸側では確実にできないということにあるようです。
信書とは、請求書や見積書、受領書、手紙、履歴書などを指しています。
ただ、履歴書の場合は企業側から応募者に返送する場合にはメール便でも送付も可能とされていて、こういった点がとても分かりにくいとされています。
同じ会社内であればメール便で様々な書類をやり取りしていても外部には分からないということもあって、企業ではメール便で信書もやり取りしていたケースがあるかもしれません。
ヤマト運輸側でも様々な対策をとっていたようなのですが、やはり全てに対応することが難しいと判断し、今回の結論となったようです。
ヤフオクの出品で一番利用頻度が高い発送方法だけに廃止は厳しい問題ですね。
クロネコヤマトメール便の発送方法についてはこちらです。